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鍼灸師の資格取得のオススメSTEP!人気の就職先とは?

エステサロンのメニューに鍼灸を見かけることも増えてきました。東洋医学が見直される中、美容だけでなく、免疫力を高める効果などから、鍼灸が再び注目を集めています。そこで今日は、どうしたら鍼灸師になれるのか、そのために必要なステップをご紹介します。

1)そもそも鍼灸ってどういう意味?

鍼って何?

直径0.17mm~0.33mmというとても細いステンレスの製の鍼を経穴(いわゆるツボ)に刺して行う施術法です。通常、筒を用いて刺しますが、指だけで刺す方法も行われています。刺した鍼は、振動などで一定の刺激を与えたり、極めて弱い低周波パルスを通電させることもあります。鍼の消毒は高温高圧式減菌装置で安全を確保していますし、最近では使い捨てのディスポ鍼も急速に普及してきました。

灸ってどうするの?

ヨモギの葉の裏にある繊毛を臼で引き、乾燥、精製したものを綿状にした「もぐさ」を使って、経穴に熱刺激を与える施術です。最近は、もぐさと皮膚の間に味噌、薄く切った生姜やニンニクなどを緩衝材としてはさんで、熱の刺激を和らげる間接灸が多くなりました。このもぐさは、欧米でも「moxa」と表記され、施術が行われています。

WHO(世界保健機関)が効果を認めています

鍼灸は、WHOでもその有効性を認めています。

運動器系疾患:肩こり、腰痛、頚椎症、変形性膝関節症など

消火器系疾患:便秘、下痢、慢性胃炎など

呼吸器系疾患:気管支喘息、鼻炎、扁桃炎など

疼痛性疾患:頭痛、坐骨神経痛、ヘルペス後神経痛など

循環器系疾患:低血圧症、冷え性など

産婦人科系疾患:月経異常、更年期障害、失禁症など

感覚器系疾患:仮性近視、メニエール病、耳鳴りなど

小児疾患:夜尿症、小児神経症など

そのほか、不眠症や肥満、自律神経失調症などや糖尿病など代謝内分泌系疾患などでも効果が認められています。

2)どんな歴史がある?鍼灸師の歴史って?

中国に起源があり、日本では1000年以上の歴史があります

鍼灸は、6世紀の初めごろ、飛鳥時代に仏教から少し遅れて日本に伝わったといわれています。日本書紀にも鍼灸に言及していますし、701年の大宝律令には、医療を司る中央官職として鍼博士が記述されています。

その後、朝鮮・中国からさまざまな医学書が伝来し、また、多くの鍼灸師が独自の研さんを積み続け、現在に至っています。ただ、太平洋戦争後、一時、禁止運動が起こりましたが、京都帝大の教授を中心に反対運動が起こり、鍼灸は存続することができました。

「見て刺す」から「触って刺す」へ

日本の鍼灸と中国・韓国の鍼灸の違いは、まず、鍼管の発明でより細い鍼を刺すことができるようになり、軽い刺激での施術が可能になったこと。そして、江戸期に目の不自由な人が鍼灸の技術を担ったことにより、触って刺す施術に進化することになりました。

手先の感覚が鋭い日本人が、さまざまな体の繊細な反応や変化をとらえ、治療に生かすことができたため、東洋医学のブレークスルーとなりました。また、最近では公的な医学研究所や医療機関で科学的な実験により鍼灸医学の効果が証明され、日本や東アジアだけでなく、アメリカやヨーロッパでも盛んになってきました。

学生 イメージ

3)どうやって取得するの?養成専門学校とは?

養成専門学校って、たくさんあるの?

全国に170を越える養成専門学校があります。教育システムや個性もさまざまなので、自分なりに調べて志望校を絞ってみましょう。オープンキャンパスなどを通じて、その指導法などに直接触れてみるのもいいかもしれません。

どんな科目があるの?

どの養成学校も、鍼灸の基礎から専門分野へスムーズに習得できるようカリキュラムを組み立てています。一般的に1年次は臨床心理や基礎営養など基礎知識と基礎技術を。2年時には、解剖学や生理学運動学など専門分野の基礎を学びながら、応用技術を習得していきます。そして3年次になると、国家試験対策が始まります。

気になる費用は?

学校によって費用は異なりますが、初年度は大体、入学金を含めて150万円から200万円、3年制で400万円から500万円、4年制になると500万円から600万円はかかると考えておいた方がいいでしょう。決して低い金額ではありませんから、しっかりと将来を見つめ、未成年の場合は保護者の方とじっくりと相談しましょう。

4)どのような試験が行われる?国家試験の内容

さあ、国家試験です

はり師・きゅう師の資格試験では、1試験につき12,000円程度かかるので、2試験分として24,000円程受験手数料がかかることになります。晴れて国家試験に合格した際には、はり師・きゅう師として名簿に登録する必要があるため、申請手数料と登録免許税がかかります。これが、2資格分になるのでだいたい30,000円弱ほどが必要です。

国家試験は難しい?

理学療法士や作業療法士に比べると、合格率はかなり低くなります。2018年度の合格率は、鍼が57.7%、灸が62.5%。やはり、実技の難度が高いためと考えられるので、在校中に、じっくりと鍼や灸のスキルを高めておくことが必要です。

5)活躍の場を選ぼう!人気の就職先4選

就職はどんなところがあるの?

鍼師や灸師は就職が難しいのではないか。そんな声がありますが、それは、鍼灸院に就職が限られていた昔の話です。今は、鍼灸院だけでなく、さまざまな分野に活躍の場が広がっています。定番の鍼灸院以外で最近人気の高い就職先について紹介します。

人気の就職先その1:婦人鍼

鍼灸は、生理痛や更年期障害、月経前症候群(PMS)など、女性特有の症状に効果があるため、女性のための鍼サロンが増えてきました。ホルモンのバランスを整え、内面から美しくなるお手伝いをします。

人気の就職先その2:美容鍼サロン

最近、女優やモデル、タレントなど芸能人が美容鍼体験をSNSで発表したり、雑誌に記事が載ったりと、注目度が上がってきました。体の施術よりも、むくみやたるみ、しわ、ほうれい線などに対する施術が多くなります。美容に興味がある人には適しているかもしれません。

人気の就職先その3:スポーツトレーナー

スポーツトレーナーとして活躍している人も増えています。疲労回復はもちろん、スポーツのパフォーマンスを上げる手伝いやケガ予防にも鍼灸は効果的です。

人気の就職先その4:豪華客船

豪華客船のクルーズは長期にわたるので、体調を崩しやすくなります。鍼灸師はスパやマッサージと同じように乗客の健康や体調を整える役割を担います。

学校 生徒

6)鍼灸師に関するQ&A

【Q1】動物が好きで、動物の鍼灸師になりたいのですが・・

基本的に、獣医師の資格がない人に動物への鍼灸施術はできません。獣医師の資格と鍼灸師の両方が必要になります。

【Q2】働きながら、勉強できますか?

現在仕事を持っていて、鍼灸師への転職を考えている。そういう人のために、養成専門学校では、夜間部があるところもあります。自宅近くにそういう学校があるか、調べてみるといいかもしれません。

【Q3】医学部で、鍼灸師の資格は取れますか?

医学部を卒業し、医師の国家試験に合格すれば鍼灸の国家資格を取得することなく、施術は可能です。ただし、医学部では鍼灸の技術を教えないので、やはり、養成専門学校に行く必要があると思います。

【Q4】女性でも、鍼灸師になれますか?

むしろ女性の鍼灸師が増えています。女性特有の症状に鍼灸は効果があるので、同性として悩みを理解しやすいという点で、患者さんにも歓迎されているようです。

【Q5】海外でも働けますか?

海外でも鍼灸は人気です。たとえばアメリカでは国内に2万人もの鍼灸師がいるといわれるほど、鍼灸はとても盛んになっています。アメリカでは、アメリカで鍼灸の資格を取る必要がありますが、ニュージーランドのように日本の国家資格で鍼灸の施術を行える国もあります。

鍼灸師は、高度なスキルが必要な職業です。養成学校のカリキュラム一つ一つを丁寧に、そして徹底的に勉強して国家試験に臨んでください。さらに、患者さんと1対1になることも多いので、コミュニケーション能力も大切です。国内だけでなく、海外にも活躍の場が広がってきているので、やり甲斐のある職業だと思います。

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