カイロプラクティックとはなに?技術、安全性、料金、なり方を全てまとめてみました!

カイロプラクティックとはなに?技術、安全性、料金、なり方を全てまとめてみました!

肩こりや腰痛を治すために、整体院で「カイロプラクティック」を受けたことがある方もいるのではないでしょうか?

カイロプラクティックを受けると全身に血が巡る感覚があり、とてもスッキリして体調が良くなります。

また、カイロプラクティックを受けたことがない方にとっては、

「首の骨を鳴らされるのはちょっと恐いけど、実は気になっている」
「安全で正しく効果が出るのであれば受けてみたい」

などの希望はありませんか?

そこで今回は、カイロプラクティックの安全性や、あれば嬉しい保険、さらにはカイロプラクティックを仕事にする方法についても解説します。

カイロプラクティックとは?その1〜定義をまとめてみました

まずはカイロプラクティックの定義から確認しましょう。以下、「一般社団法人・日本カイロプラクターズ協会」から引用したものです。

【業界の定義】

筋骨格系の障害とそれが及ぼす健康全般への影響を診断、治療、予防する専門職であり、関節アジャストメントもしくは脊椎マニピュレーション(アジャストメント)を含む徒手治療を特徴とし、特にサブラクセーション(神経系の働きを妨げ生理学的変化を起こす因子)に注目する。

(世界保健機関, 2005年)

【一般の定義】

カイロプラクティックは身体の構造(特に脊椎)と機能に注目した専門医療です。カイロプラクティックの施術法は、施術者によって様々ですが、主に脊椎やその他の身体部位を調整(矯正)することにより、ゆがみの矯正、痛みの軽減、機能改善、身体の自然治癒力を高めることを目的としています。

(厚生労働省, 2014年)

定義で見ると難しく感じますが、「ポキッ」と首や背骨などの各関節を鳴らして骨格調整を行う手技がカイロプラクティックです。

カイロプラクティックは特に脊柱の調整を行う専門治療であり、神経や筋骨格系の機能を向上させて肩こり、腰痛、内臓機能の改善などに役立ちます。

また、治療と言っても薬は一切使いません。

身体の機能を本来の状態に整えて不調を改善する予防医学の考えが、カイロプラクティックとなります。

カイロプラクティックの治療手順

カイロプラクティックで適切な効果を出すためには、行うべき順番をしっかり把握しておくことが大切です。

適切な順番を以下に紹介します。

①既往歴、各種検査にて姿勢分析を行い、身体の歪みを把握する

まずは身体の現状や既往歴を把握しなければなりません。これらを把握することでお客様の辛さや悩み、今後の施術においてのリスクを事前に把握することができます。

・どの部位がどのように歪んでいるのか
・様々な動きの際、どこにハリ感やコリ感、痛みがあるのか。関節可動域は適切かどうか
・今度の手技を行ううえで、既往歴から想定されるリスクはないか

一人ひとりの現状を知り、やるべき手技とやってはいけない手技を見極めていきます。

②治療の順序を組み立てる

①で現状を把握したら、今度は治療の順序を組み立てます。

骨格はどこが歪んでいるのか、どこの筋肉が硬くなっているのか、さらには本人の辛さの自覚など一人ひとりの状態に合わせて順番を構成しましょう。

例えば、腰痛が辛い方に対して腰痛を和らげる手技を行うとします。

この場合、腰を反らす動きや回旋運動など、個々によって辛さが異なるため「腰痛に対してはこの手技!」というものは一概にはありません。

腰痛の原因は様々であり、骨盤の前傾後傾や回旋によるねじれなどにより、どのように骨格を調整するのか?さらにはほぐすべき筋肉も変わってきます。

また、患者によっては特定の部位の施術に痛みが出て、その部位は避けなければいけない時もあります。

既往歴に腰椎椎間板ヘルニアや腰椎分離症などがあれば、腰に直接手技を行うかどうかも要検討なため特に注意してください。

施術の流れは基本的に、先に過緊張して硬くなっている筋肉をほぐし、その後にカイロプラクティックで骨格調整を行う流れとなります。

③個人差や病歴、既往歴などに合わせて手技を行う

①と②でやるべき手技と避けるべき手技を把握し、手技を行う順序を立てました。あとは実際に手技を行なっていきます。

ここでの注意点は、実際に手技を行ううえで患者の反応を確認しながら進めることです。

揉む際の強さ、関節可動域の制限などに気を配り、患者に確認しながら手技を進めていきます。

カイロプラクティックの適応症

カイロプラクティックを行うことで改善できる症状としては、肩こりや腰痛、むち打ち、疲労回復、姿勢改善、自律神経失調、内臓の機能改善などがあります。

これらの症状を改善することで日常生活を快適に過ごす、ダイエット効果を高める、などが期待できます。

カイロプラクティックの禁忌症

カイロプラクティックは血の巡りが改善するため、こり感や張り感、疲労感などにはとても効果のある手技です。

一方でガン、感染症、高熱が出る病気や出血を伴う病気などには適していません。

術者として手技を行う場合、患者にこれらの既往歴がないかを必ず確認してください。

また患者としてカイロプラクティックを受ける時は、このような既往歴があれば術者に伝えるようにしましょう。

カイロプラクティックとは?その2〜カイロプラクターについて

カイロプラクティックを行う人をカイロプラクターと呼びます。

カイロプラクターの定義は「カイロプラクティックの資格を持っており、WHOガイドラインが提唱したカイロプラクティック教育基準を修了したもの」となっています。

国際基準のカイロプラクティックというのは、最低4200時間の基礎医学とカイロプラクティック学、臨床が義務付けられており、卒業までにインターンとして延べ250人の臨床経験を積むことが必須条件です。そのため、2年制の国際基準の学校はありえません。

法的資格制度のある国では「ドクター・オブ・カイロプラクティック」とも呼ばれおり、カイロプラクターは医師と同等に扱われています。

ちなみに日本ではカイロプラクティックの法的資格がない関係から、WHOガイドラインの教育基準を満たしていない自称カイロプラクターが多くいるそうです。

国際基準のカイロプラクティックというのは、最低4200時間の基礎医学とカイロプラクティック学、臨床が義務付けられており、卒業までにインターンとして250人の臨床経験を積むことが必須条件です。

国際基準を満たすためには、全日制の学校に4年間通わなければなりません。

確かな知識と技術を身に付けるためには、国際基準で学べるかどうかが学校選びの判断材料となります。

カイロプラクティックとは?その3〜整体とは何が違うの?

ここまで読んで、「カイロプラクティックは整体のことだな」と思った方もいるのではないでしょうか?

確かに似ているのですが、実際に細かく見るとカイロプラクティックと整体は異なる点があります。

カイロプラクティックとは?

カイロプラクティックの最大の特徴は医学や解剖学、科学に基づいて手技が行われ、なぜ体調が悪いのか、どうすれば症状が改善されるのかが医学的根拠により明確にされていることです。

国際認証を受けたカイロプラクターはそれだけの知識や技術を持ち合わせている目安となります。

整体とは?

整体という言葉にはとても広い意味が含まれており、特に決まりがありません。元々は東洋医学などのツボ療法や、武道から派生した技術などを整体と読んでいたそうです。

骨格矯正や筋肉の揉みほぐしはもちろん、気功やエネルギーワーク、エステに近いようなリラクゼーション系など様々な手技が当てはまります。

それぞれ整体院によって手技が異なるため、お客さんとして通う場合は目的に合った整体院を選ぶと良いでしょう。

カイロプラクティックとは?その4〜料金は?保険は適用されるの?

カイロプラクティックや整体院を探す際、「保険適用ってあるのかな?」と疑問に思うことはありませんか?

結論を言うと、日本ではカイロプラクティックや整体に保険を適用することはできず、全額自己負担となります。

ただ、国によっては法律の違いにより、保険が適用になる場合が考えられます。

海外旅行中にカイロプラクティックを受ける際、旅行保険が適用になることもあるそうなので詳しくは各保険会社に相談しましょう。

また、カイロプラクティックの料金は4,000円〜6,000円あたりが相場となっています。

カイロプラクティックとは?その5〜ぶっちゃけ安全なの?

骨格調整をしているとはいえ、「パキッ」「ボキッ」と首や腰などの背骨を鳴らされるカイロプラクティックに不安がある方もいるのではないでしょうか?

実際、首の施術はやり方を誤ると椎骨動脈を傷つけ、死に至る可能性も否定できません。

現にカイロプラクティックの失敗によって身体が悪化してしまった例や、最悪の事態を招いてしまった例もあります。

アメリカでは有名雑誌でも掲載されていたモデルが、カイロプラクティックで頚椎、脛骨動脈を損傷し、脳卒中で死亡したことがありました。

日本では2009年から2017年のおよそ9年間に221件の事故が起こり、なかには1か月以上の治療期間が必要な事故も出てしまいましす。

事故の症状としては神経・脊髄の損傷や骨折などの重大なものも含まれています。

カイロプラクティックは正しく効果が出ると健康増進になりますが、誤った施術をしてしまった・された場合には重大な事故につながりかねません。

施術者の実力により安全性も大きく分かれるため、リスクは大きいと言えます。

カイロプラクティックの施術を受けたい場合、ホームページの打ち出し方などよりも、やはり実際に受けたことがある人の口コミに頼って通うことが最も安心できます。

カイロプラクティックとは?その6〜カイロプラクターになる方法

確かにリスクもあるカイロプラクティックですが、腕が良い施術者になることができれば「あのお店にはゴッドハンドの先生がいるよ」などと口コミが広がり、人気カイロプラクターになることもできるでしょう。

そんなカイロプラクティックを仕事とするカイロプラクターになりたい方もいるのではないでしょうか?

カイロプラクターになるには、やはり国際認証を受けた専門の養成機関で勉強することが最もおすすめです。

怪我をさせると患者はもちろん、術者自身にも精神的や社会的なダメージが大きいので、しっかり勉強しておきましょう。

カイロプラクティックとは科学的な理論に基づいた施術である

カイロプラクティックの施術を行う店舗はたくさんありますが、実際のところは何をしているのかわからない!という人が多かったのではないでしょうか?

カイロプラクティックはアメリカで生まれた科学的な手技を用いた技術で、その効果も多く実証されています。

肩こりや腰痛などで悩んでいる方がいれば、よければ一度カイロプラクティックを試してみてください!

また「カイロプラクティックの手技ができたら面白いかも!」と思ったら、資格取得、技術を学ぶことも検討してみてください。

カイロプラクティックとはなに?技術、安全性、料金、なり方を全てまとめてみました!

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服部 拓也

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服部 拓也

大手ジム、整体サロンでのトレーナー経験を持ち、パーソナルトレーナー養成スクール「2nd PASS」を卒業した後にパーソナルトレーナーとして独立。トレーナーエージェンシーでは、パーソナルトレーナーになりたい人、現役パーソナルトレーナー向けコラムを執筆。ダイエットに悩むお客様、集客に悩むトレーナーの両方の悩みの解決を目指している。