整体師の平均月給はどの程度?給料を上げる3つの施策とは?

整体師の平均月給はどの程度?給料を上げる3つの施策とは?

整体師というと、皆さんどんなイメージをお持ちでしょうか。白衣を着て首や背中の治療をしたり、腰痛や肩こりなど慢性の症状を施術するなど、人の健康に寄り添ったイメージをお持ちでしょう。今回はそんな整体師の給料や待遇などをお伝えします。

1)整体師という職業の仕事内容とその環境

皆さんは整体へ行ったことがあるでしょうか、昔ながらの自宅を改造したような治療院から、おしゃれなサロンっぽいところまでさまざまです。まずは、整体師のその仕事内容や沿革などを見ていきましょう。

整体師の沿革と仕事の変遷

街中で見てもあらゆるところに、いろいろな文言で整体の看板が出ています。実際はどんな人を整体師と呼ぶのでしょうか。

整体師というのは日本独自の名前ですが、柔道整復師などで使われる日本古来からの手法や、海外で確立されたカイロプラクティック(脊椎指圧療法)オステオパシーなどの影響を受けて編み出された手技療法です。

非常に多くの流派があり、それぞれ理論を持っているため、統一した理論はありません。日本では整体師と呼ばれる中にはカイロプラクティックが入るとも言えますが、カイロプラクティックの団体も非常にたくさんあり、それぞれの理論もありますのでなかなか一括りでは言えません。

日本では、このカイロプラクティックや、柔術をはじめとする古武道の活法などの手技を活かして、緩やかに成立して行ったと言えます。現在でも整体師の定義がかなり広義なので、脊椎矯正骨盤矯正にとどまらない、さまざなな施術を行っています。

どんどん混じり合う業界

整体師が行う手技は、脊椎指圧療法を中心に骨板・肩・股関節などの関節の歪みを直したり、最近ではリラクゼーションであったり、指圧あん摩マッサージなどなどさまざまなボディケアと組合わせた開業形態が増えています。

過当競争気味な業界であり、大手のチェーン店も増えて競争は激しいですが、市場自体は1,000億を超えてなお成長しています。整体師として成功するチャンスは拡大していると言えるでしょう。

2)整体師になったらいくらもらえる?平均給料は?

さて整体師の仕事を紹介していますが、いくらもらえるのかなど、給料が気になるところです。初任給は?平均的な給与は?将来的にいくらぐらいもらえるようになる?など解説して行きます。

整体師の初任給と年代別の給料

平成28年の厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」では、大卒の初任給平均が203,400円ですが、整体師の場合はインセンティブ(成果給)の場合があるので、15万〜20万円といったところでしょう。

どちらにしてもこの業界は経験がなければ、修行時代での給料はあまり期待できません。年代全体だと年収340万円ぐらいが平均値になるとのことですが、その中には、1,000万円以上の経営者レベルの人も入っているので、修行時代は正直厳しい金額と言えるでしょう。

大まかな年代別で見ると、20代:200万〜250万・30代:250万〜350万・40代:350万〜360万・50代:360万〜380万となり、相対的にサラリーマンより低くなります。ただし、インセンティブがありますので、普通に忙しく患者さんをこなしていると、普通のサラリーマン並の収入は十分もらえる計算ができます。また、特に下積み時代は休みが少なく長時間労働であることは覚悟が必要です。

整体師のタイプ別の給料

整体師の年代別の収入について大体は年功序列になっているのですが、これは企業型の店舗に勤めている場合になります。インセンティブがあり、人気が勝負の世界でもあるので、実力次第で年収はかなり変わります。また、開業した場合は成功するかしないかはありますが、うまく行っている治療院の場合は経費をのぞいて600万円ぐらいの年収が見込めます。

成功して多店舗のオーナーになれば、1,000万円以上も望めますし、経営がうまくいけば数千万円の利益を得ることも可能になります。

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3)整体師で給料を上げる3つの施策とは

大体、整体師の給料事情がわかったのですが、その給料をどうやったらあげるのか、そのあたりを解説してお伝えします。

能力次第、整体院の開業による収入アップ

整体師になって一番オーソドックスな目標は「開業」ですが、まずはどこかに勤めて修行を積んだ後に、個人で独立開業する方法が一般的です。

開業にあたって、店舗を構えずに知り合い関係などを中心に訪問型で顧客を獲得する方法があり、この方法の利点は経費を抑えられるので、お客さんをつかめばうまく運営することができます。

無店舗の場合は、人気が出てくると店舗を構えるメリットがあります。こちらから行かなくても予約制なら時間に顧客が来てくれますし、評判が良ければ飛び込みで来る人もいます。移動時間の無駄が不要になります。

整体以外のさまざまなニーズを取り込むと有利になる

整体師になり開業して、整体の固定客がつけば十分な報酬が手に入りますが、うまく行かない場合もあります。個人開業の整体でも、クイックマッサージやボディケアのメニューを増やしたり、他店との差別化をしたりの経営努力が必要です。

その他の施策とは何があるのか

開業の場合の給料の増やし方ですが、雇われの場合も多くあります。その場合の給料の増やし方は一択だと言われています。

それは、転職で、一つのところで修行してある程度のスキルを身につけたら、より給料の高い店舗に転職の一択です。不義理だと思うかもしれませんが「給料が上がらない=それだけしか出せない」という事ですから、その給与に見合った整体師を雇う方がその整体院にとっては正しい雇用であると言えるのです。

最終的に多店舗経営している整体院などの店を任せてもらえれば、リスクなしに開業するのと同じぐらいの給料、1,000万円超の年収を手に入れられます。

4)整体師の海外事情

整体師の海外事情は、西洋諸国だとカイロプラクティックは法制化された資格が必要となり、医療につぐ代替え治療としての地位を確立しています。日本のようにカイロプラクティックの看板を勝手にあげることはできません。

もし本格的に資格を取るなら、かなりの期間専門学校などに通う必要があり、日本人が行ってすぐに開業できるようにはなりません。ただ、整体はマッサージテラピーの範疇に入るので、そういう仕事をしながら取得することもできるでしょう。

先進国以外のアジア諸国なら、日本の整体院も進出している場合もあるので、そこに勤める事もできます。日本では民間資格であるものが、欧米では法制化されているというのは、ちょっと注意が必要なことは整体師として海外を考えるなら覚えておかなければならないことです。

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5)整体師の給与や仕事についてQ&A

整体師の仕事や給与について、色々と紹介してきましたが、もう少し疑問点に回答します。

【Q1】整体師になるには、国家試験とかあるのでしょうか?

整体師になるには、国家試験はありません。今日から私は整体師だと、言えばそうなれますが、それで仕事がくるほど甘い世界でもありません。

カイロプラクティックなら欧米諸国なら法制化された資格なので、きっちりと養成機関に通う必要がありますが、日本では民間資格なので難易度はかなり低いです。どちらかと言えば、ハードルが低いので整体師として働き始めてからの方が勉強することも身につきやすく、スキルをあげる努力も実りやすいと言えそうです。

【Q2】柔道整復師や指圧師などと整体師の違いはなんでしょうか?

柔道整復師や指圧などは国家資格であり、整体はマッサージテラピーなどと同じ扱いになっており、大学や専門学校などの縛りはありませんが、民間団体での研修などで勉強できます。

ただし、養成に要する期間や難易度はまちまちですし、団体によっては健康マット・枕・コンドロイチンなど高額で販売していて、買取ノルマがあったりする場合もあるので気をつけましょう。

【Q3】将来整体師で開業しようと思っていますが、どれぐらい資金があればいいですか?

整体師を開業するにあたり、必要な資金は開業の方法によって変わります。一番安上がりなのは自宅開業で、今住んでいるところに看板をあげて、客間や居間などを少し改造して施術用のマットやタオルなどを用意すれば、10万もあれば準備できるでしょう。

マンションの1室などを借りるなら、家賃・経費などを考えると上記にプラス100万ぐらいは必要になるでしょう。これが店舗物件などになると、内装費用などが必要になるので、プラス300万〜1,000万ぐらい必要になります。内装工事の内容によりますが、初めての開業ではこれは選択するべきではないでしょう。

やはり場所代には資金が必要になるので、最初は自宅開業レンタルサロンなどの利用をお勧めしますし、広告はSNSの利用youtubeなどの利用がオススメで、バズればどちらでも収入が得られます。

整体師について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?ストレスにさらされて生活する現代人においては、癒しの場であり、体の痛みをとってくれるオアシス的な場所でもあります。今後ますます市場は拡大しているので、将来性も十分有望でしょう。かといって、甘く見て開業すると大変な事にもなりかねませんので、十分準備して臨みましょう

<参考>
【平均年収.jp】
【Career Garden】
【Moreリジョブ】
【あきばれホームページ】
【就活の未来】

整体師の平均月給はどの程度?給料を上げる3つの施策とは?

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