整体師に関連する大学では何を学ぶ?勉強範囲と大学選びのコツ

整体師に関連する大学では何を学ぶ?勉強範囲と大学選びのコツ

整体師は患者さんとの距離が近くやりがいのある仕事です。将来整体師を目指し、大学で学ぼうと考えている場合は、何を勉強するのか気になりますよね。今回は、そもそも整体師はということから勉強範囲や大学選びのコツ、関連する資格についてご紹介します。

1)そもそも整体師とは?

整体師とはどういったものかご存知でしょうか?整体師の仕事やどんな人が向いているか?就職先など解説していきます。

身体の不調を整える仕事

整体師とは、骨や関節・骨盤などのずれを矯正したり、肩や腰など筋肉のコリをほぐしたりすることで、身体の不調を整える仕事です。そのスキルには、流派や法則が数多くあるため、整体師はそれらを組合わせながら施術をしています。

どんな人が向いているの?

整体師は患者さんの身体を触って治療を行うので、信頼づくりがとても大切です。この先生に施術を任せてもよいと感じてもらえる「心配り」や「スキル」、患者さんを中心に考え、行動できる「対応力」、患者さんと円滑に施術を進める事ができる「コミュニケーション能力」、身体を痛めて心細い思いをしている患者さんの気持ちに寄り添う「優しさ」などが、技量と同じくらい必要になります。

就職先はどんなところ?

整体師の場合は整骨院鍼灸治療院整骨院などが中心です。さらに、柔道整復師などの国家資格を取得すると、医療・福祉施設フィットネスクラブなど多くのフィールドで活躍できます。

2)整体師を目指すには?2つのポイント

整体師 施術

整体師を目指すには?知って起きたいポイントがあるのです!整体師を目指すに当たって知っておきべき点をまとめます。

「整体師」という資格はない

「整体師」という名前の資格はありません。整体師自体は名乗るための資格も必要ではありません。整体師には、はり師やきゅう師などと違い、特別取得しなくてはならない資格は無いのです。しかし人間の身体に関する深い知識を持っている必要があり、一般的に高校卒業後、大学や、専門学校、スクールなどで理論や技術を学ぶことを推奨しています。

関係ある資格を取得すると就職に有利

はり師」「きゅう師」「あん摩マッサージ指圧師」「柔道整復師」の4つの仕事は免許が必要なため、国家資格を取得する必要があります。整体師の技術や知識の履修と並行して、資格を取ると仕事に付加価値が付くでしょう。以下にどんな仕事なのか、詳細を紹介します。

(1)「はり師」「きゅう師」とは?
2つの国家資格を有する東洋医学のスペシャリストです。鍼や灸で経穴(ツボ)に刺激を与え、生まれながらにもっている治癒力を最大限に高めることで病気やケガを治療・予防します。近年では不妊治療などの婦人科領域、顔面のしわ・たるみの緩和、改善を行う美容の分野に応用することにも鍼灸が使用されており、体質を改善させる療法としても注目されています。

(2) 「あん摩マッサージ指圧師」とは?
あん摩マッサージ指圧師は、患者さんの肩こりや腰痛などの症状について、あん摩・マッサージ・指圧の各手技(なでる・押す・揉む・叩くあらゆる行為)を使い刺激を与えることで体内の血行をよくし、症状を緩和したり、疲労回復などに導きます。何が原因で痛みやこりの症状が起こったのか突き止めるために、最初に問診や検査法を行ってから施術をします。

さらにこの仕事は美容分野でもニーズがあり、フェイス・エステや美顔マッサージなどのサービスしているお店では、女性のあん摩マッサージ指圧師を必要としているところも増加傾向にあります。

(3)「柔道整復師」とは?
柔道の伝統技術を生かして骨折・脱臼・捻挫などけがを手術せず治療したり、包帯固定やテーピングを行ったりして治療します。「ほねつぎ」と呼ばれることもあります。副作用のない、体にやさしい療法として知られています。

また、近年では、スポーツトレーナーや、介護予防という観点から足腰の機能を維持・強化する「機能訓練指導員」として高齢者福祉施設や、訪問リハビリテーションで活躍することも期待されます。

3)整体師になるため大学で勉強するメリットは?どんなことを勉強するの?

整体師 施術

整体師になるために大学で勉強するということはおすすめなのか?そもそもどんな勉強をするかご存知でしょうか。

大学で勉強するメリット

先ほどもお伝えしたように、整体師は誰でもいつでも名乗れます。民間資格なため、明確な資格試験制度はありません。整体師を目指すには短期で学ぶことができる専門学校に通うことが一般的です。ただ大学で学ぶことにもメリットがあります。大学を卒業すると大卒の学歴が得られますし、4年間じっくり学ぶことで基礎にとどまらず、応用力もつくので広い視野が得られて知識が深まります。

整体について大学で勉強すること

大学で勉強することは学校や学部によって異なりますが、主に鍼灸柔道整復学リハビリテーション作業療法理学などを学びます。主に最初は科学的な根拠のある理論など基礎知識専門性の高い科目、そして現場で実際に施術するなど実技実習を通じて学習します。

4)整体師になるベストな大学選びとは?3つのコツ

整体師になるために大学に通う場合、自分にあった学校を選択する必要があります。ここでは大学選びに関してを解説していきます。

コツ1:なりたい仕事の資格やプラスαの資格が取得できる大学

大学で学びたい場合は鍼灸師・マッサージ師と共に柔道整復師過程を併設している大学がおすすめです。大学で必要な授業を受け、国家試験に合格すると資格を取得できます。さらに、中学・高校の教員免許取得も可能な大学もありますので、教育面にも携わることができます。

資格を取ることで、整体院や整骨院を開業できるようになったり、介護サービスの現場で機能訓練指導員として就職できるようになります。国家資格を持っている事で、整体師として社会的信頼を獲得できるでしょう。

コツ2:医療機関との連携をしている

実習先は就職先につながることも多いため、各校がどのような医療機関との繋がりを計画しているのかが大事なポイントとなります。クリニックをはじめ、多くの施設と連携している大学がいいでしょう。

病院で実習を経験したり、多くの医療施設で多様な現場を体験したうえで就職先を考えることができます。学内に附属治療院があるなど、実践に役立つ指導をしている学校もあります。

コツ3:サポート体制が充実している

試験対策から就職サポートまでしっかり相談できることは大事なポイントです。国家試験合格率や就職率は高いか、チェックしましょう。また、卒業生の実績も確認しましょう。

5)整体師や整体師の大学に関するQ&Aコーナー

膝 サポーター

整体師や整体師の学校に関して解説していきましたが、ここではよくある質問を解説していきます。

【Q1】大学の学費はどれくらい?

学費は3年~4年通って勉強をするので300万円~400万円ほどが大まかな目安です。夜間の学校でしたら多少安くなりますが、それでも前もって準備し、ある程度積み立てておく必要があります。

【Q2】私立?国公立?どちらを選べばいい?

医療大学は私立が多いです。国公立は圧倒的に少なく、国立大学では唯一筑波技術大学に鍼灸学専攻があり、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の資格を取得できます。ただし、大学受験資格は「視力障害者」という条件がつきます。そのため、私立大学で探すのが無難です。

【Q3】東京?大阪?どこで探せばいい?

首都圏では、有明医療大学帝京医療大学、関西方面では、明治国際医療大学関西医療大学森ノ宮医療大学宝塚医療大学などに定評があります。お住まいの地域も含め、検討してみてください。

【Q4】整体師や関連する職業の年収はどれくらい?

(1)整体師の場合
整体師の年収は勤務先によっても大きく違いがあるようです。例でいうならば、主な整体師の勤務先は整体院ですが、そのほかにもリラクゼーションサロンなどでも勤務が可能です。主な勤務先である整体院で、首都圏の場合だと年収200~300万円が相場になります。リラクゼーションだと歩合給の制度をとっているところが多いため、300万〜650万円と、給料に差がでています。

(2)はり師・きゅう師の場合
鍼灸院の従業員として働いた場合、平均年収は350万円~400万円程度が一般的だといわれています。固定給のみのところがポピュラーですが、一部では歩合給の制度をとっているところもあります。歩合制の場合、鍼灸師の実力やお客さまさんからの指名によって、給料が変わります。スキルをつけ、たくさんの患者さんに満足されるようになれば、同年代の鍼灸師よりも高収入を得られるでしょう。

(3)あん摩マッサージ指圧師の場合
あん摩マッサージ指圧師の平均年収は300万円~400万円程度です。経験や技術によって給料は少しずつ上昇する傾向にありますが、それほど大幅な収入アップは見込めないことが多いです。しかし、基本給にプラスして、歩合制をとっているケースも多くあり、お客さまから指示されるあん摩マッサージ指圧師になれれば、成績次第で周りよりも高い給料を稼げるでしょう。

(4)柔道整復師の場合
柔道整復師は、一般的に経験や技術によって給料は異なります。新人の場合だと350~400万円程度ですが、10年程度経験をすると600~700万円程度にまで昇給できる可能性があります。歩合制の職場も多く、実力次第では評価され、収入は増えていきます。また、「はり師」「きゅう師」「あん摩マッサージ指圧師」「柔道整復師」は、開業することを認めているので、独立・開業し成功したらより収入アップが期待できるでしょう。

このように、整体師関連の職業の年収は、雇用形態や歩合などでも大きく左右されるといっていいでしょう。開業することで、高収入が見込めますが、従業員として働いていた時よりかえって不安定な収入になることもあります。整体師になったからといって安定した収入を期待できるとは限りません。先々のことまで考え行動していくことが大切です。

【1】整体師とは身体の不調を整える仕事
【2】「整体師」という資格は必要ない
【3】大学で学ぶと基礎に加え応用力もつき広い視野が得られるメリットがある
【4】大学で学ぶ場合、関連する資格やプラスαの資格を取得すると仕事にプラスになる
【5】整体師を目指す場合、収入面で差が出ることがあるので先々のことまで考え行動することが大事

整体師に関連する大学では何を学ぶ?勉強範囲と大学選びのコツ

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