理学療法士のなり方とは?4種類の学校の特徴と違いとは?

理学療法士のなり方とは?4種類の学校の特徴と違いとは?

理学療法士は身体障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、座る・立つ・歩くなどの回復・維持・障害悪化の予防を目的としています。また運動・物理療法を用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する、医学的リハビリテーションの国家資格であり、専門職です。

1)理学療法士になるには?

上記に記載したように理学療法士は国家資格になりますので、資格を取得するには厚生労働省が毎年実施する理学療法士国家試験(筆記試験・口述試験および実技試験)に合格する必要があります。

2)理学療法士の資格取得への条件

理学療法士の資格を取得するには条件があります。それは「理学療法学科など養成課程がある大学・短大・専門学校・指定の養成施設で3年以上学び、卒業すること」です。大学は国公立・私立の4年制大学・短期大学は3年制・専門学校は4年制もしくは3年制で学ぶことになります。

また、視覚障害者のために特別支援学校も用意されています。更に作業療法士の資格を持っている人は、養成校で2年以上学べば受験資格が得られます。養成校は2018年4月現在で261校、定員は14,051名になります。

3)それぞれの養成校のメリット・デメリットはあるの?

勉強 学生

4年制大学や3年制短期大学、または4年制・3年制専門学校など理学療法士の養成校は幾つかありますが、それぞれメリット、デメリットがあります。

4年制大学のメリット・デメリット

メリット
4年制大学と専門学校の大きな違いは「学士」が取れるか取れないかです。授業内容等は一般教養以外はさほど専門学校と大きな違いはありません。しかしながら、例えば理学療法士の求人募集を見た際に「大学卒のみ」と記載されていたりもしますので、その場合大学卒は有利になり給与に差も出ます。更に専門知識を学びたい場合、大学院へ進学することも可能です。

デメリット
学費が他の養成校と比較して高い傾向にあります。例えば国・公立大学であれば、4年間合計でおよそ240万円ほどとなります。私立大学の場合は幅があり、4年間で550万円~800万円ほどです。ただし上記はあくまで学費ですので、そこに上乗せで教科書代や実地研修代等が加算されていきます。

3年制短期大学のメリット・デメリット

メリット
3年間という短い時間で理学療法士になる専門科目を専攻コースとして学ぶので、早く理学療法士になって経験を積みたい方には向いています。短大を卒業すると「短期大学士」という学位が授与されますので、もっと理学療法士を学びたいという場合、4年制大学に転学という形で(多くの場合は)となります。

デメリット
他の養成校と比較して圧倒的に数が少ないです。現在、全国で3年制短期大学の養成校は6校のみで、うち1校が2019年5月現在募集を停止しています。

4年制専門学校のメリット・デメリット

メリット
これは専門学校と大学の違いにもなりますが、「学問の追求」を主とする大学に対し、専門学校は「専門技術の取得」を主とします。4年制大学とは違い4年制専門学校は大学より専門科目がより多く学べます

また4年間という余裕ある期間で勉学に励むので時間に余裕ができ、授業内容もしっかりと習得できます。更に4年制専門学校の場合、卒業時に得られる学位が「専門士」ではなく「高度専門士」となりますので、大学院への進学も可能となります。

デメリット
4年制大学同様、学費がやや高い傾向にあります。4年制であれば、500万円~800万円ほどとなり、更に教科書代等が上乗せされていきます。

3年制専門学校のメリット・デメリット

メリット
学費が他の養成校と比較してさほど高くない傾向にあります。おおよそ350万円~500万円ほどというところが多いようです。3年間という短い時間で理学療法士になる専門科目のみを学ぶので、早く理学療法士になって経験を積みたい方には向いています。夜間コースの定員も養成校の中では一番多く、775名が学べるようになっています。

デメリット
3年間という短い時間で専門科目のみを学ぶため、ぎっしりと授業が詰まっています。そのため、目標をしっかり保たないと途中で心が折れてしまったり、途中で諦めてしまうケースもあります。

4)理学療法士の勉強方法に関するその他のQ&A

勉強 学生

理学療法士の勉強方法と各種養成校に関して解説しましたが、こちらでは主な質問・疑問に対して回答をします。

【Q1】メリット・デメリットを読んだけれど結局どこが一番いいの?

養成校に関しましては上記に解説しましたが、結局どこが一番いいのかというとそれは「どういう風に理学療法士を目指すか」にかかっています。

大学と専門学校は4年制がありますが大学は「学問の追求」を主としますので、専門科目の他に第二外国語等の一般教養科目も取得しなければなりません。専門学校は一般教養科目がない分、専門科目のみを取得し、より即戦力になるように学びます。

更に、3年制と4年制では「短期間で学ぶ」「じっくりと学ぶ」という違いもあります。また「昼間は働いているから夜間で学ぶ」「夜間ではなく昼間学ぶ」という選択肢もあります。あなたが理学療法士というゴールを目指すにあたり、学問を追求するのか・即戦力を選ぶのか・短期間で学ぶのか・じっくり学ぶのかを選択する必要があります。

【Q2】養成校の倍率ってどれくらいなの?

入試方法が多岐に渡るので一例としてですが、例えば国立の弘前大学では2018年の倍率は3.3倍長崎大学では平均2.2倍(センター試験免除推薦除く)・公立の首都大学東京は平均3.5倍・私立の北里大学では4倍になっています。

専門学校は非公開のところが多いのですが、日本リハビリテーション専門学校昼間3.07倍夜間1.86倍と公表しています。

【1】理学療法士は国家資格なので、まずは養成校で3年以上勉強して受験資格を得なければならない
【2】試験は毎年厚生労働省が実施している、理学療法士国家試験(筆記試験・口述試験および実技試験)になる
【3】養成校は4年制大学3年制短期大学4年制専門学校3年制専門学校などがある
【4】養成校のメリット・デメリットはそれぞれあるので、自身の目標や人生のキャリアを見据えて選ぶ必要がある
【5】理学療法士の倍率は大学が2.2倍から4倍専門学校は3倍ほどである

<参考文献>
【公益社団法人日本理学療法士協会】http://www.japanpt.or.jp/
【大学受験パスナビ】https://passnavi.evidus.com/
【日本リハビリテーション専門学校】https://www.nitiriha.com/

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