【指導者必見】望ましいスポーツ指導者のあり方とは?

【指導者必見】望ましいスポーツ指導者のあり方とは?

スポーツへの関心は日々高まっています。スポーツ人口も増加している中、選手を支える優秀な指導者の存在は不可欠です。今回は、望ましいスポーツ指導者のあり方について、詳しく解説していきます。

1)スポーツ指導者とは?

幅広い世代の人々にスポーツの楽しさを知ってもらい「技能を身につけたい」「仲間と楽しみたい」「心身ともに健康になりたい」などの、各々の目標達成を支援するのがスポーツ指導者の役割です。では、その役割について詳しく説明していきます。

スポーツの普及・発展に尽力する

老若男女を問わず大勢の人がスポーツに関心を持ち、楽しめるように支援します。そしてプレーヤーが生涯を通し、安心してスポーツ活動に参加できるように補助します。またスポーツマンシップや、フェアプレイなどのスポーツを通してマナーを学び、人々の豊かな社会生活に貢献しましょう。

プレーヤーのスポーツライフをサポートする

一人ひとりのプレーヤーのレベルに応じた指導をし、そのスポーツライフを公平に楽しく過ごせるように配慮しましょう。「プレイヤーズファースト」を念頭に置き、プレーヤーの願う競技レベルの達成に向けた支援をします。

プレイヤーのコンディションや安全に注意を払う

プレイヤーのコンディションに気を配り、スポーツが起因の外傷や事故を起こさないように、注意を払うのも指導者の努めです。また運動場所やスポーツ時に活用する道具に、破損等の危険はないかチェックをする事も大切です。

2)要チェック!ダメな指導者の特徴4つ

スポーツ コーチ

最近はスポーツ選手と指導者間においての、暴言やパワハラ問題のニュースも報道されています。選手の事を思っての行動が、実は本人を深く傷つけていたのでは、本末転倒です。では一般的にダメな指導者とは、具体的にどのような特徴があるのか説明します。

ミスに感情的になる

勝負にこだわるあまりに、プレーヤーのミスを厳しく叱責するという行動です。「〇〇のせいで、チームは負けた」など、チームの前で発言してしまうと、プレーヤーは責任を感じてしまいます。また、チーム間の空気も悪くなり、仲間外れやいじめに発展してしまう可能性もあります。

怒鳴る

熱い気持ちを制御できずに、プレーヤーに怒鳴るという行動です。主に怒りの感情が湧きおこった場合によく発生します。怒鳴られる事によって、プレーヤーにとっては、「失敗したら、また怒鳴られるのか」という恐怖が引き起こされ、心からスポーツを楽しめなくなってしまうでしょう。そして恐怖心から外からの指示でしか動けない、いわゆる自主的に考えて行動する事ができなくなる、という悪循環が生じてしまいます。

暴力行為

一昔前までは“体罰”という名の暴力行為を、スポーツ指導の場で目にする事がありました。根性を叩きなおすなどの大義名分で、スポーツ指導者による平手打ちや殴る蹴るなどの暴力行為は、最近になってよくニュースに取り沙汰されるようになり、問題になっています。

暴力をもって自分の支配下に置く・いう事をきかせようとする、という行為は、プレイヤーの心に大きな傷を付け、トラウマの原因になります。

ひいき行為

チーム内の力のあるプレイヤーや、いう事を聞くプレイヤーなどのさまざまな個人的な好意により、ある特定の人にだけひいきをする、という特徴です。特定のプレーヤーだけに特化して熱心に教えるベンチのプレーヤーは指導がなおざりになる、という行為があげられます。

ひいき行為によってチーム内の輪が崩れ、指導がなおざりになったプレーヤーは「自分は期待されていないんだ」と、自信を無くし、スポーツへの意欲が低下する結果となります。

3)いいスポーツ指導者とは?その特徴3つ

人は誰でもいいスポーツ指導者になりたいと希望するものです。しかし現実は、指導の難しさに悩んだり、思い通りにいかずに苦しむ事もあります。ではいいスポーツ指導者とは、具体的にどのような特徴があるのかを説明します。

プレイヤーを最優先とする

プレーヤーが主役で、指導者はあくまでもサポートする側という立場を忘れてはいけません。プレイヤーの人格や技能レベルを尊重し、段階に合った指導を心がけます。お互いの信頼関係を大切にし、チームの中でも公平な指導を心がける必要があります。

自分が社会的活動をしている立場だと忘れない

勝敗にこだわるのではなく、プレーヤーがスポーツマンシップを持ち、プレー中も人として道徳的なふるまいをできるように指導することは大切です。「マナーの順守」「ルールに従う」などのスポーツマンシップは、通常の社会生活でも通用する倫理です。スポーツの中で人間力を高め、培った事を社会生活に活かせるようにサポートする気持ちを持ち続けましょう。

常に学び続ける

自分の過去の経験に基づいた指導にこだわり続けるのではなく、常に世界や国内の競技の在り方を学び続ける事が大切です。指導法や技能の新しい情報をいち早く取り入れ、時代のニーズに合った指導を心がけます。

4)これからのスポーツコーチングについて

スポーツ コーチ

プレーヤーが競技を始めるにあたって、どのような指導者にあたるかは大変重要です。プレーヤーの技能向上だけではなく、その後のスポーツ人生にも影響すると言っても過言ではありません。これからのスポーツコーチングについて、指導者として常に思考しておきたい必要な事を説明します。

プレーヤーの話をよく聞こう

以前のスポーツ指導といえば、指導者が「~してこい」「~やれ」など命令形で指示をし、プレーヤーが従う形が主流でした。指導者としての権威のあらわれに見えますが、プレーヤーにとっては自立心が芽生えないという短所があります。

指導=自分の話をするのではなく、プレーヤーの話をよく聞く事で問題点を解決に導きましょう。

プレイヤーズファーストの気持ちを忘れずに

プレーヤーの成績=指導者としての実績という考えでいると、勝ち負けにこだわるあまりに、指導者としての基本的姿勢を忘れてしまいがちです。指導者の願望や理想をプレイヤーに押し付けては、本来のスポーツを楽しむという目的が歪んでしまいます。あくまでもプレイヤーが主役で、指導者は補佐という気持ちを忘れない様にする事が大切です。

プレイヤーを注意深く見守る

プレイヤーのコンディションを日常からよく見ておくと、少しの変化に気付き、早めの対応ができます。またメンタル面で不安定さがある時は、モチベーションをあげるような声かけをする事ができます。体調面でいつもと様子が違う場合は、練習メニューを変更するなど、プレイヤーがムリをすることなく活動できるようにサポートしてください。

プレイヤーにとっても、指導者に対する信頼が深くなり、何でも話せる存在になります。

5)スポーツ指導者に関するその他のQ&A

今までスポーツ指導者について、ダメな例やいい例をふまえて紹介してきました。それでは今度は、望ましいスポーツ指導者についてのよくある質問を、Q&A方式で説明します。

【Q1】ジュニアを対象にした指導者として、どのような心構えすればいいですか?

ジュニア時期は、肉体的にも精神的にも大きな成長をとげます。いい事も悪い事も、指導者の言葉がプレーヤーの今後の人生に大きな影響を与える事を、あらかじめ考えておくことが必要です。

ジュニア向けのスポーツ指導者の場合は、本人だけではなく保護者とのつながりも必要になります。発達段階に応じた子どもの能力を引き出すために、お互いが役割を認識しあい、円滑なコミュニケーションを心がける事が必要です。

【Q2】望ましいスポーツ指導者として、スキルをあげるにはどうすればいいですか?

スポーツ指導者にはさまざまな資格があるので、取得するのもよい方法です。例えば、日本スポーツ協会公認のスポーツ指導者基礎資格や、競技別の指導者資格なども取得する価値があります。また、スポーツメンタルコーチングや、各競技団体別コーチで養成講座もありますので、問合せてみる事をオススメします。

・スポーツ指導者は老若男女すべてにおける人々に、スポーツ生活の楽しさを伝える役割があります。
プレイヤーファーストの精神を忘れない事が大切です。
・それぞれの競技レベルや、身体の発達段階に応じた公平な指導を心がけます。
・指導者は勝敗にこだわり過ぎず、あくまでもプレイヤーの成長を手助けします。

<参考文献>
日本スポーツ協会
スポーツ指導者とは
文部科学省
学びの場Com

【指導者必見】望ましいスポーツ指導者のあり方とは?

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